2026/05/22 17:00
最後の映画出演から7年、ザ・ローリング・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーがスクリーンへの復帰を果たす。イタリア人監督のアリーチェ・ロルヴァケルが、米国人作家オードリー・ニッフェネガーによる2005年のゴシック・ドラマ小説『The Three Incestuous Sisters』を映画化する作品への出演が決まった。
米バラエティによると、ジャガーはダコタ・ジョンソン、ジョシュ・オコナー、シアーシャ・ローナン、【アカデミー賞】受賞者のジェシー・バックリー、そしてイザベラ・ロッセリーニとともに共演する。同誌はジャガーが今週、撮影地であるシチリア島沖のストロンボリ島に飛んだと伝えている。
『タイムトラベラーズ・ワイフ』などで知られる著者によるあらすじには、「オフィール、クロティルド、ベッティーヌは海辺の大きな屋敷に暮らす三姉妹。ある夜、激しい嵐の中、隣人の灯台守が落雷で命を落とす。その息子パリスが父の跡を継ぐため灯台へと戻ってくる。オフィールとベッティーヌはパリスに恋をし、パリスはベッティーヌの気持ちに応える。そこから凄まじい確執が生まれ、奇妙な子どもが誕生し、混乱と復讐が渦巻く。やがて命を落とす者もいれば、和解を果たす者もいる」と記載されている。
自著についてニッフェネガーは、かつてこの作品を、「日本版画で語るサイレント映画のメロドラマ」と表現していたと述べている。この本はもともと著者が1985年から1998年にかけて制作した限定版のアーティスト・ブックとして生まれた作品で、和紙に施した80枚のアクアチント・エッチングと、子牛革で装丁された活版印刷のテキストで構成されている。
本作は、【カンヌ映画祭】で2度の受賞歴を持つロルヴァケル監督にとって初の英語長編映画となる。映画のプロットについてはまだ公式な発表はないが、イタリアの一部メディアの未確認情報によると、ジャガーは悲劇的な運命をたどる灯台守を演じ、その息子役はジョシュ・オコナー(『ザ・クラウン』)が務めるという。
ジャガーにとってこれは大スクリーンへの復帰となる。彼は50年以上にわたって俳優業にも取り組んできた。1970年のドラマ映画『ネッド・ケリー』での主演を皮切りに、同年にはニコラス・ローグ監督による英国製犯罪ドラマ『パフォーマンス/青春の罠』に出演し、世間から身を隠すロック・スターという自身に重なる役を演じた。その後も30年にわたり散発的に演技活動を続け、SFアドベンチャー映画『フリージャック』(1992年)、ナチズムをテーマにした『ベント/堕ちた饗宴』(1997年)、『エニグマ』(2001年)、『The Man From Elysian Fields』(2001年)、『バンク・ジョブ』(2008年)、そして『ザ・バーント・オレンジ・ヘレシー』(2019年)などに脇役として出演している。
一方ストーンズは今月、通算24作目のスタジオ・アルバムにして【グラミー賞】を受賞した2023年の『ハックニー・ダイアモンズ』の続編となる14曲入りニュー・スタジオ・アルバム『フォーリン・タングス』を現地時間2026年7月10日にリリースすると発表した。ザ・キュアーのフロントマンであるロバート・スミス、ポール・マッカートニー、スティーヴ・ウィンウッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスら豪華ゲストが参加する本作から、リード・シングル「In the Stars」と、オープニング・トラック「Rough and Twisted」がすでに公開されている。
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